7月反対表明


【伊東市議会 メガソーラー建設反対決議】平成29年7月4日

発議第2号

伊豆高原メガソーラーパーク発電所(仮称)建設計画等伊東市における太陽光発電所建設に伴う開発行為に対する反対決議

「伊豆高原メガソーラーパーク発電所(仮称)建設計画等伊東市における太陽光発電所建設に伴う開発行為に対するため、別紙のとおり決議する。

平成29年7月4日提出

提出者

伊東市議会議員

井戸清司

中島弘道

四宮和彦

長沢正

重岡秀子

杉本一彦

横沢勇

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伊豆高原メガソーラーパーク発電所(仮称)建設計画等伊東市における太陽光発電所建設に伴う開発行為に対する反対決議

わたしたちのまち伊東は、天城の山々を背に、相模湾に臨む伊豆半島の東海岸に位置し、城ヶ崎海岸、一碧湖、大室山とその火山活動により形成された高原地域等の自然景観、良質な温泉を生かした情緒豊かな湯の街景観、にぎわいのある市街地景観などが織り成す観光都市である。

そのような貴重な自然に恵まれた本市において、太陽光発電所が、既に各地に建設されており、また八幡野区においては、現在約50haにも及ぶ林地開発行為を伴う巨大なメガソーラー発電所建設が計画されている。 伊豆高原メガソーラーパーク発電所(仮称)は、広大な森林・草地を伐採し太陽光パネルに代えてしまうため、保水力の低下による土砂災害の発生リスクが高まる。雨が降れば泥水が八幡野川に流れ込み、有数のダイビングスポットである八幡野の海を汚し、漁業と共に観光産業にも大きな打撃を与えることが懸念される。

太陽光パネルに覆われた土地の周囲は、その反射光のためにアスファルトやコンクリートで覆われた都会以上に温度が上昇し、深刻なヒートアイランド化が進行するといわれており、伊豆高原の冷涼な気候を大きく変えてしまうおそれがある。また、森林・草地の開発で、ここに生息する動植物の生息環境へも深刻な影響をもたらす可能性がある。その結果、多くの動物(サル、イノシシ、シカなど)が人里へ侵入することで、有害鳥獣による農作物への被害も懸念され、私たちとの対立をもたらすことになるかもしれない。また、ジオサイトに近接するこの地域での大規模な開発行為は、現在伊豆半島全体が目指す伊豆半島ジオパークの世界認定にも大きな影響を与えかねない。

このような自然環境の破壊に対する地域住民及び地域事業者の不安の高まりから、メガソーラー事業計画地近隣の地区や自治会などでは反対声明が出されている。また、メガソーラー建設に反対する複数の市民グループは署名活動を行い、現在合計で25,000筆余を集めている。

みずからが住み、働く地域がいかにあるべきかは、地域住民の自己決定権に委ねられるべきものであり、住民自治の基本である。これだけ多くの地域住民、地域事業者たちの抱える不安が払拭されないままに、市内各地に太陽光発電所建設が無秩序に行われていくのであれば、市民の代表によって構成される議決機関である市議会としては、これを看過できるものではない。

伊東市議会としては、地域住民の自己決定権を尊重し、それが住民の総意である限り、住民の自治権を侵害する大規模開発行為に対しては断固として反対する。

以上、決議する。

平成29年7月4日

伊東市議会

 

 

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